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風通しの良い職場とは何か。チェックリストや導入すべきシステムなどを解説!

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あなたの会社は風通しの良い職場だと思いますか?

もし、違うのであれば何が原因なのでしょうか。

今回の記事では、風通しの良い職場”の特徴やそのために必要な行うべきことについて記述していきます。

導入すべきシステムについても記述しているので、検討されている方は確認してみてください。

風通しの良い職場の特徴。5つのチェックリスト。

風通しの良い職場にするために、見るべき項目は以下の通り5つです。

  1. 環境
  2. 人間関係
  3. 情報
  4. 知識
  5. 制度

(1).環境

あなたの職場に雑談は生まれるか?

 風通しの良い職場には、コミュニケーションを活性化するための空間が用意されています。

あなたの職場には人と人が会話をしやすい空間は用意されているでしょうか?

会話とは、仕事上の議論ではなく、気負わずに行うことができる雑談も含みます。

もし、自信を持って「はい」と言うことができなければ、風通しの良い職場環境を用意できていないかもしれません。

「雑談は、居酒屋でやれば良い」という思考を持っているのだとしたら、それは風通しの良い職場の弊害となっているかもしれません。

雑談はプラスになる。

日本能率協会の調べによると、1000人に対するアンケートで8割以上のビジネスパーソンが「雑談は効果的である」と述べています。具体的には、「職場メンバーと雑談することで業務の生産性や創造性を高める」と回答した人が全体の6割超、「雑談が職場の人間関係を深める」と回答した人が全体の7割超となっています。

(2).人間関係

気軽な相談はよく発生しているか

風通しの良い職場とは、上司と部下の関係性にリスペクトがありながらもフラットな人間関係が構築されています。それにより、何か困ったことがあったら、積極的に質問や相談ができるのです。

年功序列で、年上の人が偉そうにし、後輩たちが萎縮している職場は風通しが良いとは言えません。

「相談に乗ってやる」という上からの気持ちではなく、「相談したい」と思えるようなスタンスを持てているかを確認しましょう。

(3).情報

情報にアクセス可能か

風通しの良い職場には、情報の非対称性がありません。必要な情報に対して、面倒な作業なくアクセスすることができ、一部の人のみしか知り得ない情報がありません。

もちろん給与情報などのプライベートな情報は非公開にすべきですが、財務状況などの経営層が見るべき数字は従業員も見れるよう公開しましょう。

ルールや方針は明確か

ルールや方針のない組織では、それぞれが主観的に良し悪しを判断することになってしまいます。それにより、何が正しい行動なのかがわからず、一方的に怒られたり、不意に賞賛されたりなど、一貫性のない組織となり、心理的安全性が低くなってしまいます。

そのため、ルールや方針を明確にし、どのような行動が正しいのかを定義しましょう。

(4).知識

組織環境に関する知見はあるか

風通しの良い職場の社員は、組織環境に関する知見があります。そのため、従業員が組織環境に関する知見を持っているかどうかを確かめましょう。人事や経営層が組織環境の改善に努めたとしても、従業員が理解できなければ効果は発揮しません。どのような環境がエンゲージメントを高め、仕事のやりがいを感じられるのかをそれぞれの従業員が知っているかを確認しましょう。

(5).制度

組織環境を良くするための制度はあるか?

風通しの良い職場には、明確にそれを良くするための制度が存在します。あなたの会社には、風通しを良くするために、従業員に還元する何かしらの制度は存在するでしょうか?もしもないのであれば、風通しの良い環境を作るための方法が仕組み化されているかが怪しいです。

風通しの良い職場にするために導入すべき5つの観点

風通しの良い職場にするために、行うべき施策の観点は以下の通り5つです。

  1. システム
  2. 空間
  3. 制度
  4. イベント
  5. 研修

(1).システム

風通しの良い職場にするために3つのシステムが考えられます。

コミュニケーションツール

オンライン上でコミュニケーションを図ることのできるツールになります。リモートワークが増加する中、オンライン上で業務の伝達のみならず、交流を深めるためには、コミュニケーションツールは必須です。

意見収集ツール

従業員からの意見を募るためのツールです。従業員が要望や意見、不満を言いたいときに、上司に時間を取ってもらって言うのはストレスがあるケースがあります。そのため、匿名で意見を収集することのできるツールを用いて収集することにより、見えない意見を聞くことができます。

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社内ポータル

情報の開示性を高めるためには、社内ポータルが必要です。ルール、使用することのできるツール、会社情報などは、いつでもアクセスすることが可能な場所に公開しましょう。

(2).空間

風通しの良い職場にするために、以下2つの空間改善が考えられます。

フリーアドレス制の導入

フリーアドレス制を導入する企業は増えています。フリーアドレスとは、個々が特定の席を持たず、自由にその日の気分で席を変えられる制度となっています。この導入により、一緒に作業をする人が日によって変わり、特定の人のみと信頼関係を構築している状態を避けられます。

オフィスにカフェスペースを作る

オフィス内に交流スペースを設けるという方法です。オフィス内に交流スペースを設けることにより、セクションを超えた交流が可能となり、コミュニケーションの機会や総数が増えます。

(3).制度

風通しの良い職場にするために、以下2つの制度が考えられます。

メンター制度

まずは、メンター制度です。所属する上司とは別に、年齢の近い年上の先輩社員や、社歴が近い先輩社員が新入社員や若手社員をサポートする制度です。年齢が近いことにより、会話がしやすく、また先輩社員も悩みへの理解がしやすいため導入している企業が多いです。

ジョブローテーション制度

次に、ジョブローテーション制度です。ジョブローテーション制度とは、人材育成の目的を持って、計画的に、従業員の職場や職務を変更することをいいます。一方的に決められるのではなく、さまざまな職場や職務を経験するための機会が用意されていることは、従業員にとって好影響をもたらします。

(4).イベント

風通しの良い職場にするために、以下2つのイベントが考えられます。

社内イベント

まずは、社内のイベントです。社内イベントとは、会社で行うイベントではなく、会社内の立地で行うことのできるイベントになります。社外にわざわざ出向くイベントは参加コストがかかり、心理的にストレスになる社員もいます。そのため、いつもの出社場所でもイベントを行うことで、そういった社員を救うことができます。また、オンラインを活用したゲーム大会なども良いでしょう。

社外イベント

次に、社外イベントです。BBQやビアガーデンなど交流に振ったものも良いですし、〇〇コンテストなど企画を行っても良いでしょう。自身の会社と文脈のある企画をしてみてください。

(5).研修

風通しの良い職場にするために、以下2つの研修が考えられます。

組織論に関する研修

一般的な業務に関する研修ではなく、組織としてどのような組織論を採用し、どのような状態を目指すために、どのような行動指針が大切なのかを研修するものです。それにより、風通しの良い職場にするための知識を身につけてもらうと共に、同様の行動を促すことができます。

理念やルールの浸透

理念やルールを浸透させるための研修です。論理的な観点ではなく、会社としてどのような目的を追い、社会に対してどのような役割を果たし、そのためにどのような組織でありたいのかを教える研修になります。その理念に共感したものが集まり、それを強化することができれば、チームワークを産むことができます。

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